現在の自宅のネットワーク構成は、メディアコンバータ→スイッチングハブ→各PC and 無線LANアクセスポイントとなっている。通常であればルータを使用するところだが、今のところは使っていない。これは、FTTH開通当時の2001年春には、WAN側100Mの個人向けルータがまだ発売されていなかったからだ。ADSLの普及に伴い、手ごろな価格帯のルータは次々と発売されていたものの、10Mの製品ばかりでこれではFTTHのスループットに対応しきれないだろう、と判断しベンディングとした。今ではWAN側100Mの低価格ルータも数多く登場し、買おうかなと思いつつも、ついつい後回しにしている状態だ。
Webは相手サーバー、そしてその間のネットワークにかなり速度が左右されるし、メールは多少大きなファイルを添付したところでそんなに帯域は必要としない。個人ユーザーの利用目的の中心となるこの2つは、ADSLでも必要にして充分な速度が出るはず。その帯域を生かし、ストリーミング配信の動画や音楽配信を行う有料サービスも出てきた。有線ブロードネットワークスにも同種のコンテンツはあるものの、正直いって現状ではまだ魅力は感じず、利用したことはない。この点に関しては、先日リリースされたWindows Media 9テクノロジーによって「お金を払う気にさせる」コンテンツが充実することを期待している。
大坪知樹 趣味は買い物の物欲大魔王。普段はPCやDTMといったジャンルを中心に、フリーライターとして雑誌や単行本を執筆中。近著は「DVDコピー究極裏奥義」(秀和システム)、「Master of REASON2.0」(共著、BNN新社)など。2003年の物欲第一弾としてバイクを買い換えたところ、いきなりコカしてしまいタンクも自分もかなり凹んだ。仕事くださいマジですお待ちしておりますという感じである。