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[2005/12/16]
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[2005/12/09]
■ 第68回：IPv6で何が変わるの？
[2005/12/02]
■ 第67回：スカイプって何が便利なの？
[2005/11/25]
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[2005/11/18]
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[2005/11/11]
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[2005/10/28]
■ 第63回：「ダイナミックDNS」ってどういうことができるの？
[2005/10/21]
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[2005/10/14]
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[2005/10/07]
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[2005/09/16]
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[2005/09/09]
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[2005/09/02]
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[2005/08/26]
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[2005/08/19]
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[2005/08/05]
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[2005/07/29]
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[2005/07/22]
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[2005/07/15]
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[2005/06/10]
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[2005/06/03]
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[2005/05/27]
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■ 第42回：P2Pってどういう仕組みなの？
[2005/04/22]
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[2005/04/15]
■ 第40回：フィッシングって何が危険なの？
[2005/04/08]
■ 第39回：Windows XP SP2って何が違うの？
[2005/04/01]
■ 第38回：危険なホームページを子供に見せたくない!!
[2005/03/25]
■ 第37回：電話加入権がいらない「直収電話」ってどういうサービス？
[2005/03/11]
■ 第36回：「03」や「06」から始まる普通の電話番号のIP電話を使いたい！
[2005/03/04]
■ 第35回：IP電話があれば、固定電話は解約しても大丈夫？
[2005/02/25]
■ 第34回：ブロードバンドのテレビ電話ってどういうサービス？
[2005/02/04]
■ 第33回：1GbpsのFTTHって何が違うの？
[2005/01/28]
■ 第32回：無線で使えるFTTHってどういうサービス？
[2005/01/21]
■ 第31回：「VDSL」ってADSLと違うの？
[2005/01/14]
■ 第30回：FTTHの「占有型」と「共有型」って何が違うの？
[2004/12/17]
■ 第29回：FTTHは本当に100Mbpsなの？
[2004/12/10]
■ 第28回：FTTHってどうやって導入するの？
[2004/12/03]
■ 第27回：インターネット電話ってIP電話と違うの？
[2004/11/26]
■ 第26回：IP電話を使うには何が必要なの？
[2004/11/19]
■ 第25回：IP電話サービスを選ぶ基準は？
[2004/11/12]
■ 第24回：IP電話ってお得なの？
[2004/11/05]
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[2004/10/29]
■ 第22回：知らないアクセスポイントが表示されたんだけど……
[2004/10/22]
■ 第21回：無線LANのセキュリティ対策はどうすればいいの？
[2004/10/08]
■ 第20回：無線LANの「11a」「11b」「11g」って何が違うの？
[2004/09/17]
■ 第19回：無線LANを始めるには何が必要なの？
[2004/09/10]
■ 第18回：無線LANってどこが便利なの？
[2004/09/03]
■ 第17回：オンラインショッピングってセキュリティが心配!?
[2004/08/27]
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[2004/08/20]
■ 第15回：Windows Updateって必要なの？
[2004/08/06]
■ 第14回：セキュリティ対策って何をすればいいの？
[2004/07/30]
■ 第13回：ブロードバンドルータって必要なの？ その2
[2004/07/23]
■ 第12回：ブロードバンドルータって必要なの？
[2004/07/09]
■ 第11回：回線の速度ってどうやって測るの？
[2004/07/02]
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[2004/06/25]
■ 第9回：フレッツ・スクウェアってどうやって使うの？
[2004/06/11]
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[2004/06/04]
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[2004/05/21]
■ 第5回：ADSLってどういう仕組みなの？
[2004/05/14]
■ 第4回：ブロードバンドをはじめたいんだけど……その4
どのコースを選べばいいの？
[2004/05/07]
■ 第3回：ブロードバンドをはじめたいんだけど……その3
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[2004/04/23]
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どの事業者を選べばいいの？
[2004/04/16]
■ 第1回：ブロードバンドをはじめたいんだけど……その1
[2004/04/09]

第26回：IP電話を使うには何が必要なの？


　IP電話を利用するためには、どのような機器を用意して、どのような設定をすればいいのでしょうか？　IP電話を使うために必要になる準備について説明します。

　IP電話を使うには、IP電話対応ルータやVoIPアダプタなどのIP電話対応機器が必要になります。電話機はこれまで利用していたものをそのまま使うことができますので、IP電話対応機器をプロバイダーからのレンタルするといった方法で用意しましょう。

　IP電話は、機器に電話番号やユーザーID、利用するIP電話サーバーなどの情報を設定する必要があります。最近では、これらの情報を自動的に設定できる場合もありますので、ユーザーが行なう操作はさほど多くないでしょう。


■ IP電話対応機器を用意しよう

　IP電話では、電話の音声をデータとして扱いますが、この仕組みを実現する役割を担っているのが、いわゆる「IP電話対応機器」と呼ばれるものです。

　「もしもし……」と受話器に話した声は、IP電話対応機器によってデータに変換され、インターネットと同様のIPネットワークを通じて相手とやり取りされます。また、電話を利用するには、ダイヤルした番号を元に相手を呼び出したり、逆に電話がかかってきたときに呼び出し音を鳴らす必要がありますが、このような制御もIP電話対応機器によって実現されています。

　このため、IP電話を利用するには、IP電話対応機器を用意し、回線や電話機などに接続しておく必要があります。IP電話対応機器には、いくつかの種類がありますが、大きく分けると「IP電話対応ADSLモデム内蔵ルータ」、「IP電話対応ルータ」、「VoIPアダプタ」の3種類が存在します。

　と言っても、IP電話対応機器の役割はどの種類でも変わりません。基本となるのは「VoIPアダプタ」で、これにルータやADSLモデムなどの機能が内蔵されているかどうかが違いです。どの種類のIP電話対応機器を利用するかは、利用している回線や接続方法によって決まります。


利用するIP電話対応機器の種類は回線の種類や接続方法によって決まる

　「IP電話対応ADSLモデム内蔵ルータ」は、その名前の通り、回線にADSLを利用している場合に利用します。ADSLサービスでIP電話の契約をすると、ISPやADSL事業者などからレンタルで提供されるのがこのタイプです。

　一方、FTTHの場合は「IP電話対応ルータ」か「VoIPアダプタ」を利用するのが一般的です。こちらもISPやADSL事業者からレンタルで提供されていますし、自分で購入することもできます。すでにFTTH環境でルータを利用している場合は「VoIPアダプタ」を、そうでない場合はルータとVoIPアダプタが一体型となった「IP電話対応ルータ」を使うと良いでしょう。

　もちろん、すでにルータを利用している場合でも、IP電話対応ルータを利用することは可能ですが、この場合は既存のルータとIP電話対応ルータを交換することになります。2つのルータを同じネットワークに接続すると、速度が低下したり、設定が複雑になってしまいますので注意しましょう。




■ IP電話対応機器を設定する

　IP電話対応機器は電話機と違い、接続するだけでは利用できません。IP電話用のサーバーに接続するための設定が必要になります。

　IP電話の設定に必要な情報やその形式は、利用するIP電話事業者によって異なりますが、おおむね以下の5項目です。
  • VoIP(SIP)サーバー：IP電話機能を提供するサーバーの名前
  • VoIP(SIP)電話番号：050からはじまる電話番号
  • サービス(SIP)ドメイン：IP電話サーバーのドメイン名
  • ユーザーID：IP電話サービスの認証用のユーザーID
  • パスワード：IP電話サービスの認証用パスワード
　IP電話を契約すると、これらの情報がプロバイダーから提供されますので、IP電話対応機器の設定画面に情報を間違えないように登録します。場合によっては、VoIP（SIP）サーバーとの通信に利用するポート番号を設定できる場合もありますが、ほとんどの場合、標準で設定されている値を変更する必要はありません。


プロバイダーから設定情報が提供される場合は、間違いのないようにIP電話対応機器に登録する必要がある

　ただし、利用する事業者によっては、これらの情報の登録作業が不要なケースもあります。たとえば、Yahoo! BBのBBフォンなどでは、設定がサーバー側に保持されていますので、ユーザーの登録作業は一切不要です。機器を接続するだけでIP電話を利用できます。

　また、IP電話サービスによっては、これらの設定を自動的で行なう機能が用意されている場合もあります。この場合、インターネット上のホームページからプロバイダーのIDやパスワードなどを入力するだけで、自動的にIP電話の設定が行なわれます。

方法 概要 サービス例
設定不要 サーバー側で設定情報を保持するためユーザーの設定は不要 Yahoo! BBのBBフォンなど
手動で設定 ルーターの設定画面に接続情報を手動登録 So-netフォンなど
自動設定 インターネットから設定情報をダウンロードして自動設定 ぷららフォン for フレッツなど
表1:IP電話の設定方法


事業者によっては自動設定が可能な場合もある。インターネット上のページから設定情報をダウンロードし、自動的にIP電話対応機器に登録できる

　実際の設定方法は、利用する事業者によって異なる場合がありますので、付属の取扱説明書や契約時に送られてきた書類などを確認して設定するようにしましょう。


関連情報

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2004/11/19 10:54
清水理史
製品レビューなど幅広く執筆しているが、実際に大手企業でネットワーク管理者をしていたこともあり、Windowsのネットワーク全般が得意ジャンル。最新刊「できるブロードバンドインターネット Windows XP対応」ほか多数の著書がある。
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